品種・産地

青ばら(あおさのり)品種・産地

青ばらは、ヒトエグサと呼ばれる青のり類の一種で、三重県が日本の60%を生産する一大生産地です。
全国で見ると乾燥品で600-700tが生産されており、三重県(全国生産の60%)を筆頭に、鹿児島県(20%)、愛知県(10%)、静岡県(5%)、熊本県(2%)となっています(2017年度)。また、以前は福島県でも70-100tが生産されていましたが、震災以降、ほとんど出回っておりません。
三重県内の生産地は、県の南側に分布しており、その多くが伊勢・志摩産とうたわれておりますが、実際の行政区分とは少し異なっています。
三重県内の青ばらの生産地は、各浜ごと(漁協単位)で分けられており、ざっと80-90浜あります。