青のり・アオサ

青のり、アオサは、お好み焼きや焼そば、たこ焼きなどのトッピング材料として親しまれています。 また、米菓や菓子類の風味・香り付けでもおなじみです。 「のり」とついていますが、海苔とは育つ時期や場所、作り方が異なり、風味も全く違っています。

青のり、アオサは、生地に練り込むことで鮮やかな緑色が得られるため、そうめんやラーメンに練り込んだものがあります。 ちなみに、ひすい麺は、ホウレンソウを練り込んだものが知られていますが、それ以外にも、青のり、アオサ、大麦若葉などで作ったものがあります。 その他、ふりかけやお茶漬け、味付ごま、七味唐辛子など、意外といろいろなものに使われています。

数年前まで青のりは、商品名の表示で、高価なスジアオノリ・ウスバアオノリと安価なアオサが混同されていました。 しかし、監督官庁より消費者に誤解を与えないことが望ましいとの見解があったことから、「青のり」表示は、スジアオノリとウスバアオノリのみで使えるようになりました。 このため、アオサについては、「アオサ粉」の表示が一般的となっています。